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頭痛 片頭痛(偏頭痛)

頭の中に感じる痛みを頭痛といい、頭皮表面に感じる痛みは頭痛とは言いません。頭痛は繰り返しおこり慢性化するのが特徴で、種々の精密検査をしても身体的な原因は見つかりません。頭痛の原因としては、頭蓋内外の血管の異常な拡張および頭蓋筋の持続性収縮によるものが多く、頭痛の種類によって全く対処方が違うので注意が必要です。
このほかの原因には、頭蓋内の器質的な病気、眼・耳・鼻・歯疾患など頭蓋外の病気など。頭部にある三叉神経、舌咽神経、迷走神経などを介する痛みであったり、頭蓋筋の持続的収縮も関与します。


頭痛の種類として以下のものがあります。
●片頭痛(偏頭痛)
●緊張型頭痛
●群発頭痛
●症候性頭痛


~片頭痛とは~
頭の血管が過度に拡張することにより、ずきんずきんと脈打つような強い痛みが発作性に片側の側頭部、ときには両側性、あるいは後頭部などに現れる病気で、反復し慢性に経過します。女性に多くみられ、若年期(20~50歳代)に発症するものが多く、更年期以降は減少の傾向にあります。片頭痛中に体を動かすと痛みがひどくなり、さらに、音や光に過敏になるため、周囲の騒音や明るい場所では痛みがいっそうひどくなります。
痛みは通常2~3時間発作的に続いて軽快し、発作と発作の間には現れず頭痛持ちという事を忘れてしまう程です。

~片頭痛の原因~
片頭痛の原因は不明で仮説はありますが、経験的にわかっている原因として、ストレス、興奮のし過ぎ、寝すぎ・寝不足、食べ物(チーズ、チョコレート、グルタミン酸ナトリウム=味の素、ハム、ソーセージ)の食べ過ぎ、お酒、急激な温度変化、肩こり、首こり、月経など、その引き金となる誘因がたくさんあります。
ストレスから解放される、休日や週末に起きる週末頭痛というのもあります。女性の半数は月経周期に合わせて頭痛が起きています。女性の片頭痛は女性ホルモンに影響されやすいため、女性ホルモンの急激な変化を伴う月経開始時に多い反面、たとえばエストロゲンの変動の少ない妊娠中には片頭痛は少なくなります。さらに閉経後は片頭痛そのものが起こらなくなったり、軽症化する場合が多いです。

~緊張性頭痛とは~
頭重感、圧迫感、締め付け感があります。ズキンズキンと脈を打つような痛みは無く、頭の両側か頭全体に、ギューっと締め付けられるような痛みで「孫悟空の金輪をはめられている」と言った表現を聞きます。
片頭痛ほど痛みはひどくなく、吐き気があっても吐くほどではありません。片頭痛は体を動かすとひどくなりますが、緊張型頭痛は体を動かしたほうが気がまぎれて痛みを忘れることもあります。精神的ストレスや疲れで痛みが起こる場合もあり、夕方になると悪くなると感じる人も多いようです。ほかに伴う症状として、目の疲れ、耳なり、めまい、肩こり、疲れやすさなどがあります。

~緊張性頭痛の原因~
原因によって大きく2タイプに分かれます。
身体的ストレス> 筋肉の過緊張 頭や首の筋肉の緊張が原因です。肩こりを伴うことが多く、パソコンやデスクワークで長時間の作業や筋肉に負担のかかる姿勢を続けることが原因となります。頸椎症と言って、首の骨や神経に異常が出ている事が原因のケースもあります。
精神的ストレス> 心の過緊張 仕事や人間関係、環境の変化、環境(音、臭い、光など)、睡眠不足・睡眠の質が悪い等が持続的に心に負担がかかった結果溜まった精神的ストレスにより、自律神経失調症やうつ状態に陥り、コリを作り出し頭痛の原因となる事もあります。


~群発頭痛とは~
頭痛の発作は数週間にわたって続きますが、その後まったく発作のない時期が数カ月から数年間続きます。このようにある時期に集中して発作が頻発するために、「群発」頭痛と呼ばれています。片頭痛が女性に多いのに対し、20~30歳代の男性に多いタイプの頭痛です。眼の周囲を中心とした片側性で持続性の激しい痛みが特徴的です。あまりの激しさにくも膜下出血ではないかと疑われるほどで、とにかくじっとしていられない程の痛みです。
原因は不明です。


~症候性頭痛とは~
なんらかの病気が原因となって起きる頭痛で二次性頭痛とも呼ばれます。
脳腫瘍、くも膜下出血、脳梗塞、副鼻腔炎、髄膜炎、側頭動脈炎など頭だけでなく、全身の病気によって起こる頭痛もあります。どの頭痛もですが、併発する事があります。命に関わる事もありますので、「いつもの頭痛」と思って我慢せずにすぐに医療機関を受診することが必要です。

~東洋医学から診る頭痛~
東洋医学的に見た頭痛は5タイプあります。
●胃が冷えて起こる頭痛 (肩こりも併発している事が多い)
●のぼせる人の頭痛(温める場合)
●のぼせる人の頭痛(冷やす場合)
●午前中の頭痛 血圧高い事が多い
●暑くなるとおこる頭痛 のぼせてノドが乾く

まず温めると調子が良いのか、冷やすと調子が良いのかが一番大事です。これを間違えると大変です。

胃が冷えているというのはピンとこないかもしれませんが、冷たい物の過食、甘い物、果物、生野菜、生魚、生肉、緑茶などによって胃腸は冷えます。また胃腸が冷えると肩こりを併発する事が多いです。甘い物とお茶の好きな日本人に多いのでこれは要チェックです。

人によっては1人で何種類もの頭痛タイプを持っている場合があり、鑑別が大事です。頭痛がおこりやすい体質も変えていこうとなると、漢方薬が特に有効です。
漢方薬併用で、現在の頭痛を抑える即効性と、頭痛が起こりにくい体質へと改善する効果を得ることができます。


~頭痛の鍼灸治療~
当院には大勢の頭痛の方が来院していますが、その中でも緊張性頭痛はもっとも数の多い頭痛で、筋の緊張から来る頭痛ですから鍼灸治療がもっとも得意なケースと言えます。その他の頭痛も身体にかかっているストレスや身体のバランスの不一致を整える事により改善していけます。


当治療院では頭痛の治療を基本的に次のようなアプローチを行います。

病院に行かれているのでしたら、病名をまず参考にします。また日々の生活習慣で作り出している頭痛の元を問診でお聞きし、改善出来る様生活のアドバイスもさせて頂いております。


治療は、まずどこの経絡(気=エネルギーの流れ道)が滞っているかを様々な方法で判断し、その気を通す治療を致します。緊張性頭痛でしたら過去の臨床で知られているツボ(頭痛のツボ)に針を施したり、流れの悪くなっている経絡のツボに鍼をしたり、火針(火で温めた鍼をツボに当てる)や刺絡(?血 おけつ と言われる古くなり流れの悪くなった血の総称)を取る治療など、特殊な治療も組み合わせて治療をしていきます。


当院の特徴として、どんな疾患でも全身に施術します。
緊張している患部の血行改善をし、筋肉を緩め、患部の炎症を押さえ、神経への圧迫を緩めた結果に頭痛の諸症状の寛解を目指します。

今ある頭痛を止めるのは簡単ですが、習慣から体質へと変化した症状を改善していくには時間がかかる事が多いようです。

鍼灸治療を続けるうちに頭痛の出る「頻度」と「痛みのレベル」が落ち着いていくでしょう。「何年も悩まされていた頭痛が治ってきた」と、患者様から喜びの報告を受ける事もあります。痛みの程度により、治療期間が長くなる事もありますが、現在の症状より良くなって行く事はお約束出来るかと思います。


姿勢や身体の使い方の癖が、現在の状況に悪影響を与えている事もあります。

その他、一見直接的な原因になっていない病状や諸症状も、鍼灸で改善していきます。
膝痛の根本の原因となっているケースがままあるからです。
例)良く眠れなければ、良く眠れる様にして、便通の改善の為の治療をする等。

鍼灸以外ではビタミンB12、ビタミンCとカルシウムを取っていると早く治る事が過去の症例でわかっています。姿勢や身体の使い方の癖が、現在の状況に悪影響を与えている事もあります。合わせて運動療法などもお伝え致します。

病院で「経過を見ましょう」と言われたり、薬を出されたりした時、(服用している間、一時的に痛みを止める薬はありますが、治す(=完治)薬はありません。)治療をするのには手術しかありませんと言われた時には、鍼灸治療を試してみる価値があると思います。


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