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慢性胃炎 神経性胃炎

慢性胃炎とは
組織学的には胃粘膜の慢性炎症と萎縮を所見とするものをいいます。以前は加齢による現象とも考えられていましたが、最近ではピロリ菌が関与していることがわかってきました。ピロリ菌の検査も併せて必要になります。
他にも胃ガン、胃ポリープ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃切除術などによる胃内容物の長期停滞や腸液の逆流が原因と考えられます。

検査をするまで気付かない事も多く、特有の症状がない事が特徴です。
症状としては、食後の上腹部の痛み・不快感・もたれ感、食後の胃痛、胸やけ、吐きけ、嘔吐などがあります。暴飲暴食をするとお腹が重苦しくなりますが、規則正しい生活に戻すと自覚症状が消えてしまう事が多いです。症状が強くなると、粘膜からの出血を起こしている場合もあります。
 

神経性胃炎とは
神経性胃炎は、内視鏡検査を受けても炎症やびらん等の異常がないのに胃の機能が低下し、慢性的に胃の不快感や痛みが続く疾患の総称です。
原因はストレスが可能性として最も考えられます。ストレスを感じると、胃の働きをコントロールする自律神経のバランスが乱れ、胃の働きが悪くなり不調を訴えるようになります。また睡眠不足や食べ過ぎ、消化の悪い物を食べしたりすると、胃酸が増加するので胸やけをするようになり、食欲不振、不眠などの症状が起こります。

予防法としては、ストレスの無い生活を目指すしかありません。日常生活にストレスがあったとしても、趣味や運動でストレスを解消、なるべく溜めないようにします。規則正しい生活もお勧めです。心理的なストレスにも針灸治療では自律神経を整える事によって状態を改善していきます。


~気を付けるべき食事の取り方~
食事の取り方で体調は劇的に変わります。

胃が弱い方、食べるとすぐもたれる等というのはまずは食事の食べ方に以下の3つのチェックポイントがあります。噛み方と食べる時間帯と食べる内容に注意してみてください。

1.噛み方
理想は何でも100回くらい噛んでからが良いです。「噛む」という行為は胃に入る前の最後の消化の助けとなります。また噛んでいる間に唾液に含まれる酵素と食べ物が混ざり更に消化が良くなります。
100回はおそらく難しいので、消化の良い物で30回。玄米、お肉や豆類などの消化の悪い物は50回を目安にと考えると良いです。
ハシを置いて回数を数えながら噛むクセを付けるとベターです。
 
2.食べる時間帯
一般にですが、消化は3時間かかります。寝る前3時間は食べ過ぎないこと。食べ過ぎると消化しきれないまま胃の中に食べ物が残り、朝のもたれの原因になります。夜食べて胃もたれする位なら朝食をしっかり食べるのがベター。
朝食を食べた方が良いと一般には言われていますが、人によっては朝抜いた方が調子良いという人もいるので個々人に合わせた方法でやってみてください。

3.食べる内容
一般に日本人は農耕民族で穀物と野菜類の消化が得意な身体になっています。逆にお肉類は苦手。
生物全般(生魚、生肉、生野菜、生果物)、甘い物などは胃を疲れさせます。適量、火を通してから食べる、もしくはしっかり噛んで食べる事を前提にすると良いでしょう。
その他、季節の物を食べるというのは身体にエネルギーを蓄えさせてくれますし、一番美味しく頂けると思います。


~慢性胃炎と神経性胃炎の鍼灸治療~

当院では胃腸の不調を訴えて治療に来られる方が大勢います。上述した通り、胃腸の働きと自律神経の働きは大いに関連があります。自律神経を整える針灸治療により諸症状の改善を目指します。


東洋医学では消化器の事を「脾」と言い、「胃」と合わせて「脾胃」とまとめられます。その脾胃の働きと感情の「悲しみ」は連動します。悲しみ過ぎると脾胃を痛める事も。また、脾胃の調子が悪くなると睡眠の質も低下します。超時間寝ても何だかだるい時などにこの脾胃の働きが落ちている事も多いのです。逆に睡眠を取らないから脾胃の働きが悪くなっている事も多々見受けられます。

以上の様に胃腸の働きは多岐に渡るので、問診による原因の診断が大切になってきます。そのうえで治療は胃の働き自体を良くするツボを選んだり、自律神経の働きを整える事を優先したりとケースバイケースになります。時に火針(火で温めた鍼をツボに当てる)や刺絡(?血 おけつ と言われる古くなって流れの悪くなった血の総称)を取る治療など、特殊な治療も組み合わせ治療していきます。
自律神経のバランスが整うと、身体に溜まっていたストレスが解消されて自然治癒力が戻ってきます。

お腹が空いて目が覚める、食事の前にはいつもお腹が減っていて食欲がある、食べ物をおいしく感じる。と言うのが本来の状態です。この状態で無い時と言うのは注意信号とも言えるでしょう。


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